※TypeScriptだけでなくJavaScriptでも同じ動きをします。
テンプレート文字列(テンプレートリテラル)
テンプレート文字列(テンプレートリテラル)とは文字列の中に変数を埋め込むことができる記述方法です。
では、どうのように記述するか次の例をご覧ください。
let firstName = '山田';
console.log('名前は' + firstName); //名前は山田
このように文字列と変数を繋ぐためには+(プラス)を使い繋がないといけません。文字列と変数の数が多くなると+(プラス)の数が増加し可読性が悪くなります。そこでテンプレート文字列の出番です。
上記をテンプレート文字列で記載すると以下のようになります。
let firstName = '山田';
console.log(`名前は${firstName}`); //名前は山田
若干ではありますが短くなりました。
テンプレート文字列の書き方
では、実際にどのように記載していくのか、「console.log(‘名前は’ + firstName);」をもとにテンプレート文字列に書き換える方法を説明します。
- 文字列の表現(‘(シングルクォート)など)、+を削除する -> console.log(名前はfirstName)
(バッククォート)で囲む -> console.log
(`名前はfirstName`
)- 変数を${ }で囲む -> console.log(
`名前は${firstName}`
)
最終的には「console.log(`名前は${firstName}
`)」となれば書き換え完了です。
改行するには
改行するには Enterキーを押せば改行できます。
まとめ
「${ }」を初めて見た時は??でしたがテンプレート文字列を知った時は少し感動しました。うまく使いこなしコードの可読性をあげて行きたいです。
参考
テンプレートリテラル (テンプレート文字列) - JavaScript | MDN
テンプレートリテラルはバッククォート (`) で区切られたリテラルで、substitutionと呼ばれる埋め込み式が利用できます。